過去の「電脳ネット個人情報対策について」の情報


 インターネット上のプライバシー侵害や名誉棄損における発信者情報を同意なしで開示する方向に!

各報道内容を要約すると、インターネット上のプライバシー侵害や名誉棄損について総務省と業界団体は、情報を書き込んだ発信者の同意がなくても被害者に発信者の氏名や住所などを開示する方針を固めました。これまでは発信者が開示を拒否すれば、誰が悪質な情報を流したか被害者側には分からないために泣き寝入りするケースが多々ありました。2002年に施行されたプロバイダー責任制限法はよると、プライバシー侵害など正当な理由があれば、被害者がプロバイダー(接続業者)に対して書き込みをした発信者の情報開示を求める権利を認めていましたが、どこまでがプライバシーや人権侵害などかの線引きが難航していました。他人の氏名や住所、電話番号など個人を特定する情報を掲示板などに勝手に書き込む行為を幅広く「プライバシー侵害」と認定されました。よって、このような場合、プロバイダーが被害者からの要請を受け、発信者の同意がなくても発信者の氏名や住所、電話番号、電子メールアドレスなどを開示できるようになりました。悪質な書き込みをした発信者を早急に特定することで、損害賠償請求が容易にできることになります。2007年2月にも導入される予定ですが、2002年度から約5年間も放置されてきたことが不思議でなりません。もっと早急に対策をする必要があったのではないでしょうか。


 ファイル交換ソフトの使用に注意

ファイル交換ソフトには、ウィルスに感染させることによって、パソコン内のファイルをネットワーク上に送信するものがあります。それが顧客名簿などの個人情報が保存されているファイルなら大変なことになりますね。企業では、個人情報流出の場合では、信用失墜による会社の損失は計りしれないものがあります。ファイル交換ソフトを利用する場合には、仕事とは別のパソコンを利用するかリアルタイムでファイアウォールを監視するソフトなどを購入して不正なファイル共有ソフトによる通信をすぐに検出できる体制にしてください。


 ExcelやWordで顧客ファイルや書類を作成しています。個人情報保護法に基づいて簡単にできる顧客管理方法について教えてください。

ExcelやWordのファイルは、ファイルを開くためのパスワードも設定できることを御存知でしょうか。説明書を見て設定してください。意外と簡単に設定できます。また、印刷制限PDFを利用することも検討してください。これは、セキュリティ付きPDFと言われるもので、文書は読めても印刷やコピーを制限することが可能になります。ExcelやWordの場合では、ソースネクストの「いきなりPDF Professional」(2980円)がお勧めです。しかし、PDF ファイルからのプリントアウトができないようになっているのですが、プリントスクリーン(画面印刷)で文字が潰れますが印刷することが可能になります。パスワードも解読できることも可能なので、完全にデータを保護することは困難ですが、何もしないよりかは個人情報漏えいを防ぐ効果は十分期待できます。


 顧客情報流出事件が相次いでいます。下記のようなメールやはがきが届く報告が増大しています。絶対に無視してください。

○○○様

現在、弊社のデータベースにあなたの個人情報が登録されています。その中には、あなたの住所・氏名・電話番号・クレジットカード情報の他、カードで購入した商品、クレジットカード加入時の趣味や職業などの個人情報も含まれております。この情報を弊社では、マーケティング活動のために有効に活用させていただく所存です。しかし、個人情報保護に対する国民の意識は確実に高くなっています。今なら、20,000円の手数料をお支払い頂ければ、これらの情報をデータベースから削除することも可能です。情報削除をご希望のお客様は、下記の口座に振り込み手数料をご負担の上、お振込みいただけます様、お願い申し上げます。尚、振込み期限は○月○日までとなっております。


 某雑誌社からの依頼で、個人がネットに住所やカード番号などの個人情報を入力する際に気をつけなければいけないことのチェックリストを作ってみました。あなたはいくつチェックが入りますか。暇つぶしにやってください。

□インターネットの懸賞に応募したことがある
□メール広告を見て資料請求したことがある
□掲示板にメールアドレスを掲載して投稿したことがある
□SSLという「文章などを暗号化して送信、利用できるサービス」を知らない
□プライバシーマークの存在を知らない
□プライバシーポリシーを読んだことがない
□オンラインマークの意味を知らない
□特定商取引に関する法律の表示義務はチェックしない
□ネット上の無料サービスはとりあえず利用する
□IPアドレスからプロバイダ名やアクセス地域が特定できることを知らない
□パソコンコードなどから漏れる電磁波から情報が盗まれることを知らない
□パスワードを変更したことがない

チェックが10以上   既に何らかのネットトラブルに遭遇している
チェックが7以上   トラブルに遭遇するのも時間の問題
チェックが4以上   メールアドレスなどの個人情報は、すでに漏れている
チェックが2以上   普通のネットユーザー(普通のレベル)
チェックが0     セキュリティーに関心度が大


 2002年8月5日に「住基ネット」が稼働されました。考えられる危険性について

住基ネットの利用方法のメリットとしては、番号によって本人確認ができるので、全国どこでも住民票が取れ、転居の際も転居届だけで済みます。要するに、行政事務手続きを簡素化することが可能になるのです。しかし、全国どこの市区町村でも個人情報をやりとりできるので、内部職員による情報の外部への持ち出しやネットワーク上でも悪意の持った人物より不正アクセスされる箇所が全国単位になり、個人情報が流出する可能性が今まで以上に増えることは間違いありません。もしも、何らかの形にて情報が漏れたとしても、現時点の情報は住民基本台帳の閲覧でも分かる基本項目だけの流出だけで済みますが、今後は運転免許証、病歴などの情報が加算されていきます。その段階にて流出してしまえば国民のプライバシーはなくなってしまうのです。


 2002年5月27日に「プロバイダー責任法」が施行されました。

〃プロバイダー責任法〃正確には「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」が施行されました。内容を要約すると、この法律は、インターネット上における中傷、ひぼうなどで、プライバシー侵害発生時よる権利侵害に適切かつ迅速に対処することができるよう電気通信事業者等の損害賠償責任の制限範囲などを定めたものです。内容がプライバシー侵害や名誉毀損、人権侵害であるかを電気通信事業者が即座に判断し、侵害されていると認めれば、データの削除が可能になるものです。しかし、現行の法律でも、人権等を侵害されたと思われる場合には、削除されていました。少し疑問が残るのですが、この法律の施行により、削除規定が明確にされたものになりました。


 会社で私専用のウインドウズを利用しています。パソコン中の内容を確認されないように、スクリーンセーバーによるパスワード保護を実行していますがパスワードが解除されていました。

強制的に再起動した場合には、スクリーンセーバーによるパスワードは、解除できます。作業中に何かこのようなことを実行した覚えはないですか。念のためにワードやエクセルには、作成した文書を保存する際にもパスワード保護をかけられます。一度、パスワード保護を実行すると、次回から、この文書を開く際にパスワードが要求されます。方法は、バージョンにより違いがあります。説明書などを参照してください。今後は、スクリーンセーバー以外にも、複数のパスワード機能を利用してください。


 私の携帯電話に登録している友人などのメモリー86人分を、すべて彼氏にバレでいました。なぜでしょうか。

86人分のメモリーを短時間に覚えることは至難の業です。携帯電話のメモリー吸い出し装置が市販されています。携帯電話に外部接続端子を利用して、この装置に接続することで、自分のパソコンに読み込ませるときなどのものです。これを悪用したのだと思われます。しかし、暗証番号があるのですが、初期設定の場合は簡単に推測されます。残念ながら、暗証番号を解読してから吸い出す装置もあります。パソコン用の携帯電話メモリ機能ソフトも、このような機能が備えられています。このように携帯電話のメモリーは、吸い出すことができるので、勝手に他人に携帯電話を貸さないようにしてください。


 アクセスした時に個人情報が漏れてしまう様なサイトの見分け方!

ブラウザソフトによる違いもありますが、JAVAやActiveXはページを表示しただけでプログラムをダウンロードさせたり実行させることが可能になってしまいます。ブラウザに負荷をかけてフリーズさせることができるScriptも有名です。Cookieによりサイト閲覧者のPCに格納しておける電子ファイルが自動作成されてしまい、閲覧履歴がそこに保存されます。サイト側からも設定により、読み取ることもできます。これらのことに関して警告を発信できるようにブラウザのセキュリティーレベルを「警告する」ように設定をして警告が何度も表示されるのであれば、確信できませんが怪しいサイトである可能性が高いと思われます。


 あるショッピングサイトにて「購入者は会員登録が必要」とあったので、会員登録しようとしたのですが、氏名、住所、メールアドレス、電話番号、生年月日、職業、家族構成を記入しないと会員になることができません。この場合はどうしたら良いのですか?

はっきりとしたことは、分かりません。本人認識のために、多くの個人情報を要求されると思われます。しかし、気をつけたのものが、個人情報収集のみを目的としているサイトも存在しています。私も仕事柄、たとえばメールマガジンの登録のためだけなのに、どうして、メールアドレス以外の個人情報が必要なのか疑問を抱くことがあります。その場合には、必ず質問しています。 特に、個人情報の取り扱い方を提示していないサイトについては、なおさらです。現時点では、個人情報保護基本法がありません。収集した個人情報を第3者に公開することも許されています。絶対に、不必要な入力は避けてくたいものですね。


 キャッシュ機能をクリアにしないと閲覧履歴が簡単に判明します!

会社・学校では、ホームページの閲覧は管理者によってあなたがいつどのホームページを閲覧したか簡単に特定できてしまうことを知っていますか。自宅では、どんなページを閲覧しようが全く問題がありませんが、一般の会社でアダルトページに行けば問題になる可能性があります。アメリカで実際に起こった事件では、会社の勤務時間内で企画会社社員がアダルトページばかり閲覧した結果、後日、解雇されました。この事件は、ブラウザの閲覧記録から事件が発覚しました。普通、ホームページを閲覧すれば、あとでゆっくりと再度、そのページを閲覧できるように※キャッシュ機能が付いています。その解雇された会社員はそのキャッシュをクリアすることを行わずに社長が確認して事件が発覚しました。初心者は、閲覧記録を消去することやディスクをキャッシュクリアすることが分からないのでアクセスログを確認する以前に閲覧履歴が判明してしまうので、会社・学校よりホームページを閲覧する場合には慎重にページを選びましょう。

キャッシュ機能=キャッシュは頻繁にアクセスした文書をコピーしておくことで、ネットワークに接続する時間を節約する機能で、再読み込みボタンを押すと、キャッシュした文書とネットワーク上の文書を比較し、新しい文書を表示する。


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